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令和6年度 A1講座『この症状、ストレスかも』

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受講者からの質問と回答

Q1.確認テスト問4「・( ⑨ )は、通常、大黄が配合されており」とあり、解答は「K.柴胡加竜骨牡蠣湯」になっています。私の店舗で取り扱っている柴胡加竜骨牡蠣湯には大黄が入っていないのですが、「通常」というのはどういう意味でしょうか。

A1.厚生労働省の法令等データベースで、承認基準の内容をご確認いただきますと、68 柴胡加竜骨牡蛎湯の成分・分量 は、
「柴胡5、半夏4、茯苓3、桂皮3、大棗2.5、人参2.5、竜骨2.5、牡蛎2.5、生姜0.5-1、大黄1、黄芩2.5、甘草2 以内 (大黄、黄芩、甘草のない場合も可)」
とあります。問題文中の「通常」とは、カッコ書きの「可」の処方ではないという意味でご理解ください。市販薬の多くが「承認基準」に従って製造販売されていることも、知っておいていただきたいことの一つです。
「一般用漢方製剤製造販売承認基準について(平成29年3月28日)(薬生発0328第1号)」、
https://www.mhlw.go.jp/web/t_doc?dataId=00tc2537&dataType=1&pageNo=1
の画像19の68柴胡加竜骨牡蠣湯
ちなみに、原典の『傷寒論』でも大黄は配合されています。

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